2018/06/17

公開シンポジウム「障がい者・音楽・地域」 ~障がいのある人の表現活動について考える~


障がいのある人の文化芸術活動の普及を支援する目的として,先進的な取組をされている各種団体や個人の方を招き,昨今の障がい者と芸術についての意見交換会を開きます。

日時:2018年6月17日(日)13時30分~15時30分 13:00開場
場所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

【事例報告】
 藤原 顕太氏(社会福祉法人グロー法人本部企画事業部自立生活支援員)
 伊藤 拓也氏(国際障害者交流センター ビッグ・アイ スタッフ/演出家)
 山下 完和氏(社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房施設長)
 山下 純一氏(盲目・車いすのミュージシャン)
【パネルディスカッション】
 馬場 雄司氏(京都文教大学総合社会学部教授)

2018/01/15

震災×記憶 23年目の阪神・淡路大震災

コモンズフェスタ2018参加作品のご案内

大阪大学総合学術博物館主催の「記憶の劇場」活動6として2016年度に行われた『紛争と災害のTELESOPHIAでは、阪神・淡路大震災に焦点が当てられました。その活動にて行われた当時のラジオ放送のテキスト朗読を軸に、23年目の阪神・淡路大震災の記憶を紐解く企画を以下の通り行います。お時間ございましたら、是非ご参加ください。

◎主旨
1995年1月17日から2018年で23年経過した事になる。20年以上経過した大災の経験を、私たちはいまどのように記憶しているのだろうか。確かにあのとき「ハンシン アワジ ダイシンサイ」が起こった。あの震災で6,000名以上が亡くなり、43,000名以上の負傷者が出た。そういった数字を頭で覚えていることと、データに還元されない様々な想いを身体がまるごと抱えるということ。異なる二つの記憶の在り方は、蓄えられる内容も質も大きく異なるだろう。検索でデータを瞬時に引っ張り出せてしまう現代社会に生きる私たちは、身体的な記憶こそ次世代に伝えていく必要があるのではないだろうか。

◎内容
当時の資料を紐解き、時には声に出しながら、1995年1月17日の記憶を呼び起こしていきます。想像力を遠く、深く巡らせて、記憶の共有を行います。一日を通じて、人間同士の共生について改めて見つめ直し、最後には皆さんの記憶を一つの上演作品として発表します。

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催事名:
震災×記憶 23年目の阪神・淡路大震災〜ワークショップと発表会〜

日時:
2018年1月20日(土)
第一部 10:00-18:00 ワークショップ
第二部 19:00-21:00 発表会&感想会

会場:

募集:
20名程 *先着順での受付となります。ご了承ください。

参加費:
3000円(*発表会のみのご参加は1000円)

ワークショップ参加申込:

発表会のみの参加申込:
https://goo.gl/forms/jEH9tz6umNOJUtNH2

主催:
コモンズフェスタ実行委員会

URL:
http://www.outenin.com/article/article-10470/

2017/12/27

岸井戯曲を上演する in OSAKA #0

同じ戯曲を、違う時代や国の人がやっているのは、よく考えると不思議なことです。それぞれ大事にしているものも違うでしょう。けれどきっと、同じ戯曲をやった同士は、深い、複雑な、本人の思考や志向や嗜好が変わってしまうような話しができると思うのです。分断が進み、対話が難しくなっていく地球を眺めながら、劇作家であることの責任を感じます。
 
岸井戯曲を上演する、は、横浜のblanClassで2016年9月ー7月に毎月行われました。毎月、何組かの演劇・美術・ダンス・音楽など異ジャンルの人が僕の同じ戯曲をそれぞれで演出上演し、終演後話し合う、という企画でした。対話の場として戯曲をとらえたとき、それぞれの上演が、お互いに許せない、まったく面白くないと思えるほど違うことが重要だと僕は思います。
 
大阪でも同じことをやってみたい、と伊藤拓也さんに相談しました。大阪で、「面白くないのがいい」は通らないだろうなあ、と思いながら。ご来場いただき、それぞれに立ち会って、良いとか悪いとか思っていただければなあと思います。
​岸井大輔
https://takutakuf.wixsite.com/kishii-jouen-zero

プレビュー
http://artscape.jp/report/review/10141266_1735.html

レビュー
http://marron-shibukawa.hatenablog.com/entry/2018/05/02/005128

2016/09/09

Saitama Frontage

「Saitama Frontage(サイタマ・フロンテージ)」(構成・演出:ユン・ハンソル)
*チラシはこちら

(1)公演日  9月24日(土)・25日(日)、10月8日(土)・9日(日)
(2)会場   東武アーバンパークライン(東武野田線)車両内
(3)上演時間 約110分(大宮駅14時06分発-大宮駅15時57分着)
(4)観客定員 各日150名
(5)料金   一般2,000円、高校生以下1,000円 ※未就学児入場不可
(6)販売開始 8月3日(水)午前10時から
(7)購入方法 インターネット予約又は電話予約
前売チケット取扱:Confetti(カンフェティ)
・インターネット予約 http://confetti-web.com/saitama
・電話予約      0120-240-540(平日10時~18時)  

記憶の劇場ー紛争・災害のTELESOPHIA

平成28年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」

大学博物館を活用する文化芸術ファシリテーター育成講座

記憶の劇場」⑥「紛争・災害のTELESOPHIA」


概要:本活動では、紛争や自然災害等で破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能を調査し、またその復興の過程において人びとが新しく、もしくは再び形成 したコミュニティや共同体の志向を考察し、その結果を上演や展覧会にて発表します。特に阪神淡路大震災に焦点をあて、被害に遭った大阪から神戸そして淡路 の範囲において調査を行い、破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能の復興事例を検証します。復興の過程における人々の共生意識の変化に着眼 し、受講生と共に、多種多様な人と出会い、調査・考察を深めていきます。


講師: 
日髙真吾(国立民族学博物館)
伊藤拓也(演出家)
富田大介(追手門学院大学)
古川友紀(散歩家/ダンサー)
山﨑達哉(大阪大学総合学術博物館)
横田洋(大阪大学文学研究科・大阪大学総合学術博物館)
渡辺浩司(大阪大学文学研究科)

2016/06/19

松本雄吉の魅力


松本雄吉の魅力
 私は、高校一年生の時に維新派の作品をVHSで見た。その衝撃は今でも忘れられない。そのVHSには「ヂャンヂャン☆オペラ」と書かれていた。私は、親戚にミュージカル劇団に所属していた人がいたこともあって、オペラを見る機会は普通の高校生よりも多かったと思うが、「ヂャンヂャン☆オペラ」というモノは聞いたことが無かった。私はそれをいかがわしいと思いながらも、その音の響き方に内心惹かれた。
 その先輩は、私にVHSを渡すとき、「演劇に対する考え方が変わる。これを見ないと、舞台芸術について何かを語るべきではない。これは、日本の集団だ。」と言った。そしてそれを見終わったとき、私は先輩の意見に激しく同意した。そして自分が日本人であることを、強く意識した。「維新派がいる日本に住んでいる私」を誇りに思ったという、世俗的な意味もあったかもしれない。しかし私は、維新派の舞台を通じて、日本人である自分の、日常的にはあまり気にも止めない身体性や土着性などを、少し考えるようになった。
 松本雄吉が手がける舞台には、見たことも無いセカイがある。しかし、そのセカイは決して私たちの生活から遠いものではなく、とても身近に感じられるセカイだと思う。芸術作品における普遍性とは、きっとこういう事を言うのだろう。私は、16歳にして舞台芸術の普遍性を体感した。白塗りの人々が、変速拍子に合わせて分断された言葉を発し身体を動かし続けるあの情景(憧憬と言って良い)に、私は驚嘆しつつも、懐かしさを覚えた。
 殆どの物事がコピー&ペイストでデジタル複製可能であり、無数の人々の「つぶやき」に追われる目まぐるしい時代にあって、松本雄吉の舞台作品は、予想を遙かに超えるスケールで、見たことも無い1回限りのセカイを、その時その場に提供してくれる。役者が発する言葉はニューロン回路のように連鎖し、超現実的な空間を(人工的に!)その場に立ち上げる。そのセカイは唯一無二でありながら、人々の無意識に訴えかける強烈な力を持つ。
 長い人生の中で、私たちはそれぞれにそういった「その時その場」の体験を持つ。しかし、時間の経過と共に、「その時」は「あの時」に変わり、いつしか心の奥に、それは仕舞い込まれてしまう。しかし、優れた芸術作品には、忘れかけてしまった「あの時あの場」を引っ張り出してくる力がある。松本雄吉のセカイは、まさにその事を思い出させてくれる。だから私は、維新派の舞台に触れ、懐かしさを覚えたのだろう。
 松本雄吉と少しでも話を交わしたことがある者は、まず彼のバイタリティに驚くに違い無い。その源泉は、心の奥に仕舞い込まれた「あの時あの場」を引っ張り出そうとする、その純真無垢な、嘘偽りの無い生き様にある。自転車で路地を回り、五感を駆使し、様々な現象に触れ、自分に新しい風を送り続ける松本雄吉。そもそも維新とは、【すべての事が改められること/すっかり新しくなること】の意だが、決して特別に松本雄吉が新しいのでは無い。現代社会に生きる私たちが、日々古くなり、色々な事を見落としているのだと思う。
 芸術が社会を浄化する、などと大げさな事を書くと、松本雄吉は照れ笑いをしつつ否定するかもしれない。しかし、その可能性を秘かに信じ続けている(に違い無い)彼の目には、一点の濁りも無い。澄んだ瞳で、松本雄吉は何処か遠くを眺めている。
演出助手:伊藤拓

第1回精華小劇場製作作品「イキシマ breath island」
会場:精華小劇場
日時:2010年2月18日-28日
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テキスト 松田正隆(マレビトの会)
演出 松本雄吉(維新派)
出演 芦谷康介 大熊隆太郎 岡嶋秀昭 沙里 金乃梨子 高澤理恵 速水佳苗 宮川国剛 宮部純子 山口惠子 山下残
舞台監督 大田和司
舞台監督助手 若林康人
照明 吉本有輝子
映像 山田晋平
音楽 佐藤武紀
音響 大西博樹
舞台美術 武岡俊成
演出助手 伊藤拓
宣伝美術 松本久木
宣伝写真 ホイキシュウ
広報:間屋口克
票券:小林みほ
制作:安部祥子、幸野智彦、小山佳織、山崎佳奈子
プロデューサー:丸井重樹