2018/12/24

渡辺武子(劇団ドキドキわくわく)×羽鳥嘉郎(けのび)司会:伊藤拓也|『集まると使える』刊行記念トーク@岐阜


『集まると使える』刊行記念トーク@岐阜
渡辺武子(劇団ドキドキわくわく)×羽鳥嘉郎(けのび) 司会:伊藤拓也

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日時:2018年12月24(月・祝)17:00-
場所:ぎふメディアコスモス つながるスタジオ
(岐阜県岐阜市司町40番地5)
入場料:¥1000
http://saha.fun/
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 「けのび」の代表を務める演出家・羽鳥嘉郎が、初の編著『集まると使える—80年代 運動の中の演劇と演劇の中の運動』の刊行を記念し47都道府県トークツアーを開催。現代の演劇的な諸実践や運動について、多様な視点から議論を重ねていく。
 岐阜編のゲストには、「劇団ドキドキわくわく」の渡辺武子を迎える。同劇団は、元中学教諭の渡辺が2005年に旗揚げ。メンバーは知的障がいや自閉性障がいのある若者たちで、「愛と性」をテーマに活動している。
 『集まると使える』は、アマチュア演劇、身体障害、ジェンダー、第三世界、反差別などのキーワードから選択されたインタビューを計8本再録し、1980年代の演劇論に新たな視座をもたらそうと試みた書籍。大量の註やコメントを付し、当時に関する知識なしでも読むことができる。
 同書の「はじめに」は、現代アート情報ポータルサイト「ART iT」にて閲覧可能。
https://www.art-it.asia/top/admin_ed_news/192738


【登壇者プロフィール】

渡辺武子/「劇団ドキドキわくわく」代表。岐阜市内の中学校で保健体育を教え、その後障害児学級・知的障がい養護学校に勤務。「“人間と性”教育研究協議会(性教協)障がい児サークル」に所属。退職後、岐阜市に拠点を置き、知的障がいなど発達障がいがある10代から20代のメンバーで演劇を通して「愛」と「性」を学びながら自立への道を共に歩む集団「劇団ドキドキわくわく」を組織。

羽鳥嘉郎/演出家。1989年ブリュッセル生まれ。2009年より「けのび」代表。京都国際舞台芸術祭 KYOTO EXPERIMENT フリンジ企画「使えるプログラム」ディレクター(2013-2014年度)。TPAM – 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 アシスタント・ディレクター(2014-2017年度)、「アジアン・アーティスト・インタビュー」プロジェクト・マネジメントなどに従事。立教大学現代心理学部映像身体学科兼任講師。上述の「使えるプログラム」の運営を担った89年生まれの人々を中心に「サハ」を結成。2018年度より「演劇エリートスクール」を企画・運営。チーム名はメンバーの頭文字に由来する。

【書籍情報】

羽鳥嘉郎 編『集まると使える—80年代 運動の中の演劇と演劇の中の運動』
価格:¥ 2,300 +税
ISBN 978-4-907239-37-4
出版社:ころから株式会社
編集協力:サハ
http://korocolor.com/book/atsumarutotsukaeru.html